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2015年10月作品 ※この商品はメール便対象商品です(2点以内)
■作品説明
シア劇作家チェーホフの長編戯曲『かもめ』、『桜の園』、『三人姉妹』、短編戯曲『六号室』、『かき』などをコラージュして紡がれる、人間の選択をめぐる物語です。
タイトルのРАКЕТАはロシア語で、「ミサイル」「弾丸」という意味を持っています。時空を超えてつながる演劇の醍醐味を、
パーカッショニストの演奏とともにお楽しみください。
●あらすじ
男は何かの選択に迫られていた。はずだった。
それ以上のことを思い出そうとすると頭が痛くなった。医者が言うには一時的な記憶喪失だという。
男の手には一冊の本が握りしめられていた。チェーホフと作者の名前は書かれていた。病院のベッドに押し込められた男は仕方なくその本を読み始めることにした。読めば何か思い出すかもしれない。軽い気持ちだが藁をもつかむ思いもあった。
読書をする男。そんな男のもとには、男が思い出せない飛行機乗り時代のしがらみが絡まり始める。しかしそのどれもが男の耳にはチェーホフの言葉に聞こえ始めるのだった。
そして記憶が戻らないままの男は、再び同じ選択を迫られることになる。
■キャスト
松倉かおり、早川紗代、松本寛子、伊藤あすか、吉田多希(鬼の居ぬ間に)、岡野大生、成瀬清春、長田大史、山本光、森口美香、MaRiNa、島田雅之(DART’S/ダブルスチール)、大対源(演劇チーム渋谷ハチ公前)、佐藤太志朗(パーカッション奏者)、野良人エリヲ(パーカッション奏者)