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2023年12月発行
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■商品説明
特集=マクドナーとアイルランド演劇
演劇界・映画界をリードするマーティン・マクドナー。
アイルランド人の両親を持ち、イギリス育ちである彼の演劇作品は、
どの程度「アイルランド演劇」なのか──。
本特集ではマクドナーと、ベケット以降の現代アイルランド演劇双方の魅力を、
作家・作品・文化慣習の面から紐解きます。(編集部)
掲載戯曲は、本特集に相応しい3本を掲載!!
『海をゆく者/The Seafarer』 作=コナー・マクファーソン/翻訳=小田島恒志
『THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE』 作=マーティン・マクドナー/翻訳=小川絵梨子
『季節はずれの雪』 作=スティーブン・メトカルフ/翻訳=一川華
【目次】
人間らしい人間を書く天才 小川絵梨子(聞き手=濱田元子)
アンファン・テリブルの煽りの技術 ──マクドナーの劇作法 關 智子
『ウィー・トーマス(The lieutenantof Inishmore)』の演出を想い返して 長塚圭史
アイルランド現代演劇小史 坂内 太
エンダ・ウォルシュが紡ぐ、自分の人生の物語 白井 晃
ブライアン・フリールとコナー・マクファーソンの作品を演出して 小笠原 響
移りゆく言葉 石川麻衣
アビー座の日々 吉見智里
ダブリン観劇体験記 ──2017-2018 吉平真優
そこにあるがままの姿で ──『海をゆく者』をめぐって 栗山民也(聞き手=内田洋一)
『海をゆく者』翻訳裏話 小田島恒志
アイルランドという国 ──文化と芸術 デミアン・コール(駐日アイルランド大使)
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アイルランド作家紹介
アイルランドの演劇と歴史
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■文化功労者認定に寄せて
矢野誠一という生き方 内田洋一
■レポート
太陽劇団『金夢島』を観劇して 穴澤万里子
●演劇祭レポート
ソウル国際公演芸術祭2023 張智盈
●連載
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部 浩
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第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
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●演劇時評
小田島則子・萩尾瞳 (第一回)
東宝 ミュージカル『RAGTIME(ラグタイム)』
ケムリ研究室『眠くなっちゃった』
シス・カンパニー『いつぞやは』
Bunkamura『ガラパコスパコス〜進化してんのかしてないのか〜』
東京芸術祭実行委員会『木ノ下歌舞伎 勧進帳』
KAAT神奈川芸術劇場『アメリカの時計』
PARCO『橋からの眺め』
東宝 ミュージカル『のだめカンタービレ』
東京芸術劇場 ミュージカル『天翔ける風に』
劇団俳優座『ラフタリーの丘で』
tsp『レディマクベス』
劇団昴『親の顔が見たい』
文学座『アナトミー・オブ・ア・スーサイド─ 死と生をめぐる重奏曲 ─』
劇団ワンツーワークス『アメリカの怒れる父』
サンライズプロモーション東京『My Boy Jack』
劇団青年座『同盟通信』
Pカンパニー『会議』『街角の事件』
新宿梁山泊『失われた歴史を探して』『少女都市からの呼び声』
時評ニュース・新刊案内など