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2023年10月発行
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■商品説明
特集=イプセンが観た世界、私たちが観るイプセン
イプセンが140年前当時に、ノルウェー含めた社会をどう観ていたのか?
また、今、私たちはイプセン作品をどう観ているのか? 両軸でイプセンの世界を探ります。
掲載戯曲は、公演を控える話題の3本を掲載いたします!
『ロスメルスホルム』(イプセン原作、ダンカン・マクミラン脚本、浦辺千鶴訳)、
『My Boy Jack』(デイヴィッド・ヘイグ作、小田島則子訳)、
『辿り着いたうねりと、遠回りの巡礼』(ヌトミック+細井美裕)
明治の文壇劇界を射抜いた劇作家イプセン 毛利三彌
社会のねじれ捉え『人民の敵』翻案 瀬戸山美咲
「うなぞこ」を凝視して
――曖昧で複雑な私たちの世界に触れる 稲葉賀恵
二十一世紀のイプセン上演 名取敏行
イプセン戯曲解説 岡本健志
イプセンを『人形の家』へと導いた女性たち アンネ・ランデ・ペータス
世界でイプセン劇はどう上演されているのか
──ドイツ語圏の事例を中心に 横堀応彦
イプセン空間とフォッセ平面 長島確
ノルウェーという国 嶋野冷子
問わず語りの「漫談イプセン」 鈴木忠志
◆イプセンの生涯とその時代編集部
●演劇祭レポート
りっかりっか*フェスタ2023 濱田元子
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
プロデューサーの大遺言[最終回] 中根公夫
◆第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ