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2023年4月発行
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■商品説明
特集=第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
受賞作『カタブイ、1972』
ハヤカワ「悲劇喜劇」賞は、その年に発表された演劇作品のなかで、
もっとも批評意欲を掻き立てられる作品を表彰する賞です。
今号では選考会の模様や選評を収録するとともに、
受賞作のエーシーオー沖縄と名取事務所共同制作『カタブイ、1972』を掘り下げます。
■第十回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞選考会
杉山弘 辻原登 濱田元子 鹿島茂
■
構造的なドラマの問題 鹿島茂
悲劇喜劇賞 講評 辻原登
生まれるべくして生まれた物語 濱田元子
声にならない声を響かせて 杉山弘
五十年の信頼が生んだ作品 下山久・名取敏行
家族の視点から描く「沖縄」 内藤裕子
『カタブイ、1972』日記メモをみながらの雑感 田代隆秀
夢の一か月半~東京公演初日まで~ 馬渡亜樹
我した くぬ沖縄 世界に知らさ 当銘由亮
沖縄に生きた女性、ユミを演じて 古謝渚
沖縄との出会い 増田あかね
沖縄の目 山田定世
内藤さんはライバルで同志 横山拓也
誠実につくり、届ける──エーシーオー沖縄の仕事 大堀久美子
はじっこを往け──名取事務所の歩み 内田洋一
「カタブイ」にみる女の戦後と復帰 山城紀子
■エッセイ「沖縄と私」
ショボい方を選ぶ 兼島拓也
沖縄の歴史が問いかけるもの 古川健
青森から沖縄から 畑澤聖悟
●追悼
天国の三谷さんへ 山下悟
●批評
戯曲をリテラルに受け取ること:羽鳥ヨダ嘉郎『リンチ(戯曲)』とその上演 江口正登
●連載
メディアとしての現代演劇
──生活と世界を別の回路でつなぐ(最終回) 内野儀
シーン・チェンジズ
長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
プロデューサーの大遺言 中根公夫
■書評
茶室の暗闇から(『演劇の思想』鈴木忠志演劇論集成) 渡辺保
■エッセイ
出不精、ロンドンへ行く 松村翔子
◆第十一回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞のお知らせ
■戯曲
『密航者 ?波濤をこえて?』嶋 津与志
『ブレイキング・ザ・コード』作=ヒュー・ホワイトモア 翻訳=小田島創志
■演劇時評
内田洋一・田中伸子(最終回)
彩の国シェイクスピアシリーズ『ジョン王』
シス・カンパニー『ケンジトシ』
オフィスコットーネ『磁界』
SPAC『人形の家』
木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』
東宝/東京グローブ座『ザ・ビューティフルゲーム』
風姿花伝プロデュース『おやすみ、お母さん』
ホリプロ『宝飾時計』
PARCO劇場『笑の大学』
ホリプロ『バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊』
東宝『キングダム』
まつもと市民芸術館『博士の愛した数式』
梅田芸術劇場『ドリームガールズ』
青年団『日本文学盛衰史』
ホリプロ『キングアーサー』
劇団東京乾電池『十二人の怒れる男』
渡辺源四郎商店『Auld Lang Syne』
劇団俳優座『対話』
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