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商品コード: 21282425
株式会社早川書房『悲劇喜劇2021年11月号』雑誌
販売価格(税込): 1,500
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■商品説明

コロナ禍において、観客をどう集め、いかに客席を作るかという思索の末に様々な作品が生まれました。その結果、劇場での公演に留まらない多様な形式の演劇が上演されました。

また、近年はトップダウン型ではなく、対話の末に作品を作ることを選択する作家も増えています。それは創作現場だけではなく、上演形式にも反映されています。

「演劇」が生まれる場所ではなく、「観客」が生まれる場所について考えることは、それぞれの演劇のあり方を浮き彫りにすると思います。さらには、演劇の可能性を見据えていくことになるのではないか。

波紋のように広がるポストコロナ時代におけるそれぞれの応答を、少しでも誌面で捉えることができれば――そのような願いを込めました。

特集=観客が生まれる場所

怖いお客さんの居た頃のはなし 矢野誠一

なにものかに出会う波止場(ウォーフ) 佐藤信 聞き手=梅山いつき

四阿で出会った芝居の原点 串田和美 聞き手=内田洋一

テアトロン――未来の観客への眼差し 相馬千秋 高山明

余剰時間の使い道 タニノクロウ

遠い遠いキボウの光 野上絹代

共作者としての観客 林立騎

〈わたし〉たちが座る観客席のために 萩原雄太

からまってしまった 小野彩加 中澤陽

歩き、観客になり、歩く 山川陸

様々なる観客観 岸井大輔

観客の裾野を広げるパフォーミングアーツ 桂真菜

往復書簡――観客の能動性と距離感 カゲヤマ気象台 中村大地

往復書簡:観客とは何か?――プロジェクト「クバへ/クバから」をふりかえって 山本浩貴 三野新


●批評

永遠に延期される夢――『未練の幽霊と怪物――「挫波」「敦賀」――評(憑) 黒沢聖覇


■エッセイ

OFF‐OFF悲劇喜劇 西尾友樹

わたしの衣・食・遊・住 藤間爽子


●連載

愛しき面倒な演劇人 名プロデューサーを明かす知られざる素顔 中根公夫

シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩


追悼・辻萬長

萬長さん 鵜山仁

■劇評

平和を希求する二つの新作能―?能役者清水寛二の快挙―? 石澤秀二


■戯曲

『ザ・ドクター』 作=ロバート・アイク 翻訳=小田島恒志

『ぼんやりブルース』 額田大志

演劇時評 酒井誠・小田島創志(最終回)

世田谷パブリックシアター『森 フォレ』

松竹『喜劇 老後の資金がありません』

劇団チョコレートケーキ『一九一一年』

さいたまネクストシアター『雨花のけもの』

DULL-COLORED POP『丘の上、ねむのき産婦人科』

新国立劇場『反応工程』

椿組『貫く閃光、彼方へ』

Bunkamura『ウェンディ&ピーターパン』

『フォーティンブラス』2021製作委員会『フォーティンブラス』

水戸芸術館ACM劇場『目指せ“ミュージカル水戸黄門”?』
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