※宅配便(ポスター等特殊発送)対象外商品です。
2018年1月作品 ※この商品はメール便対象商品です(2点以内)
■商品説明
作:木村恵美子
演出:木村恵美子
私、は、死にたいと思っていました。
心が疲れてしまったからです。
それなりに頑張っていました。
新卒で入った会社にも3年勤めました。
でも、どこかで、限界が来ました。
仕事が手につかなくなりました。
原因はわかりません。
ああ、無理だ、と思って、私は休職することにして、
心のどこかでホッとして、眠りにつきました。
さて、どれだけの時間が過ぎたのか。
気が付くと、目の前にはあの憧れの先輩がいました。
入社したころお世話になった、大好きな先輩です。
「良かった。間に合った。」
そう言って、なんだかわからない私をよそに、先輩は走り出しました。
手を引かれる私は、必死についていくことになりました。
そうして私は、いろんな人の所に行くことになりました。
みんな、私が少しずつ、疲れていった原因になった人です。
先輩は私を連れて、ひとりひとりを訪ねはじめました。
何故なのか、私たちの姿は彼らには見えません。
けれど、彼らの生活を覗き見、彼らの深層心理を知る中で、
彼らは決して、「悪い人」というわけではないということがわかりはじめました。
皆なにかしら、悲しい理由を持ち合わせているのです。
では、私、が心を痛めていた悪とはいったいなんだったのでしょうか。
■出演
安味誠貴(茶谷堂)
石井舞
内山拓磨
沖野沙弥(寺の娘)
鑑恭司
中西崇将
西風生子(無隣館)
早舩聖
森山景
レベッカ