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2019年6月発行
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■商品説明
「演劇」には、様々な表現があります。それぞれの演劇観や様式があり、全体を把握することは困難です。
本特集では、これからを担う演劇人に、自身のルーツや演劇界の現状、創作についてお話を伺いました。
次代の顔と、多岐にわたる演劇の拡がりをご紹介します。
悲劇喜劇二〇一九年七月号
特集=日本演劇の来たるべき新時代
演劇の「メジャー」と「マイナー」 矢野誠一
日本演劇の来たるべき新時代 岡田利規 松原俊太郎 聞き手=佐々木敦
「舞台に立つ」ということ 蒼井優 鈴木杏 聞き手=徳永京子
●あなたの創作のルーツは何ですか?
拠り所となった観劇体験 小川絵梨子
SFと演劇 前川知大
『夏の庭』からの旅立ち──私の劇作のルーツ 長田育恵
映画と人形遊び 長塚圭史
「なぜ書くか」を教えてくれた本 瀬戸山美咲
狂宴と静謐と 野木萌葱
ブラウン管の中の“江戸への旅人" 木ノ下裕一
歴史を演劇化する醍醐味 古川健
『冬の夜語り』の幕が降りるとき 柳美里
●次世代に流れる演劇の水脈
次世代に流れる演劇の水脈 ~唐十郎と太田省吾の作品に寄せて~ 桂真菜
ジャガーの眼、唐さんの脳 飴屋法水
二十分の〈沈黙〉──太田省吾の『水の駅』をつくる 杉原邦生
イメージのゆくえ――秋元松代の戯曲 三浦基
ポーズをとること――別役実『象』について 松田正隆
第六回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞 贈賞式レポート
●劇評
■『まほろば』
「女の罪」とは 中江有里
■『路地裏の楽園』
那覇、銘苅ベースにて 神里雄大
■『新・正午浅草 荷風小伝』
確かな演技人がみせた 劇団民藝 『新・正午浅草 荷風小伝』 永井多恵子
●エッセイ
わたしの衣・食・遊・住 緒川たまき
OFF-OFF悲劇喜劇 岩松了
●連載
シーン・チェンジズ 長谷部浩の演劇夜話 長谷部浩
■小説掲載に寄せて
言葉と身体とあと何か 小澤英実
■小説
『トゥー・ビー・アニマルズ』 額田大志
●追悼・島次郎
魂の師匠 杉山至
■戯曲
『オレステイア』 原作=アイスキュロス 作=ロバート・アイク 翻訳=平川大作
演劇時評
藤谷浩二・嶋田直哉(第二回)
Bunkamura『空ばかり見ていた』
M&Oplays『クラッシャー女中』
世田谷パブリックシアター『熱帯樹』
シス・カンパニー『LIFE LIFE LIFE ~人生の3つのヴァージョン~』
青年座『SWEAT』
青春五月党『静物画』
木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』
パルコ『世界は一人』
新国立劇場『かもめ』
パルコ『母と惑星について、および自転する女たちの記録』
浅利演出事務所『ユタと不思議な仲間たち』
文学座『寒花』
企画集団マッチポイント『ヒトハミナ、ヒトナミノ』
ふじのくに⇄せかい演劇祭
『コンゴ裁判~演劇だから語り得た真実~』
『マイ・レフトライトフット』※レフトに打消し線
『マダム・ボルジア』
民藝『新・正午浅草 荷風小伝』
神奈川芸術劇場『春のめざめ』
パルコ『良い子はみんなご褒美がもらえる』
時評ニュース
宮城聰フランスの芸術文化勲章シュヴァリエ受章、第二十四回AICT演劇評論賞、新刊案内など。