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商品コード: 17281607
劇団鹿殺し『舞台「おたまじゃくし」』台本
販売価格(税込): 1,200
※宅配便(ポスター等特殊発送)対象外商品です。
2018年2月作品 ※この商品はメール便対象商品です(3点以内)
■商品説明
作:丸尾丸一郎
演出:丸尾丸一郎

ヘヴィメタルを愛する小森憲一は「精子無力症」である。
バンドは鳴かず飛ばずで日雇いバイトをする日々、
結婚10年目になる妻・彩子に悩みのことは言い出せない。
高額な治療費のかかる不妊治療、夫として、男として
失格のレッテルを貼られるのが怖いのだ。
ある日、父・昭が癌で亡くなった。
昭は母・里美を追い出した過去を持つ。
それが許せない憲一は高校卒業と共に家を飛び出し、
以来、父とは疎遠であった。
しかし実家である文化在宅「栄荘」の取り壊しが決まり、
仕方なく遺品整理にやって来た。
「今日、排卵日。子供が出来やすい日」という彩子に対し、
遺品整理が終わっていないから実家に泊ると答える憲一。
直面する問題からいつも目を背けてしまう。
彩子は怒って神戸へ帰り、憲一は栄荘に滞在することになる。
その夜、栄荘にやって来たのは「息子」だと名乗る青年・アキノリであった。

この物語は「文化在宅」という無くなりつつある文化を舞台に、
男三代の命の受け渡しを描くタイムトリップ物語である。
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