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2019年7月作品 ※この商品はメール便対象商品です(3点以内)
■商品説明
作:天道満彦
演出:ドヰタイジ
天保十二年。
世の中は未曾有の大飢饉に襲われている。
そんな中、世の中の動きなど何処吹く風、米屋の養子・長五郎は博打に明け暮れている。
手持ちの金が無くなり店の米一俵を賭けようとした時、百姓の仙右衛門が割り込んでくる。
年貢の取立ての実情をようやく知った長五郎は蔵の米全てを飢えた百姓達に与えるが、
「無宿者に米与えるべからず」のお触れに反したと役人に取り押さえられてしまう。
十五日後、釈放された長五郎は、正攻法では困っている者達を助けることが出来ないのならば、渡世人(ヤクザ)となって地元・清水に米を持ち帰ると覚悟を決める。
それに対し、実父・雲不見三右衛門(くもみずのさんえもん)はたった一つ条件を出す。
「日陰を歩くヤクザになるな」
百姓達に米を分け与えた渡世人が誕生したという噂を聞きつけた子分志願の者達八名を迎え入れ、総勢九名となった長五郎一家ははたして、見事清水へ米を持ち帰る事ができるのか。
旗上げより三度再演されてきた『桜舞う夜、君想ふ』の序章となる清水次郎長の物語。
『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』の本当の意味とは…。