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商品コード: 30170113
玉造小劇店『おもてなし(2017)』DVD
販売価格(税込): 3,000
※宅配便(ポスター等特殊発送)対象外商品です。
2017年5月作品 ※この商品はメール便対象商品です(2点以内)
■商品説明
作:わかぎゑふ
演出:わかぎゑふ

今作品は2014年秋に上演したもので、大正末期、
大阪が大大阪と呼ばれ日本一の人口を誇り、
東洋のマンチェスターと言われて
栄華を欲しいままにしていた黄金時代、
その中心にあった船場の商人達の生活を描いたものです。
2020年に開かれることになった東京オリンピック。
そのプレゼンに飛び出した「おもてなし」という言葉。
本作品は、本当の「おもてなし」とは何かを掘下げた人情喜劇です。
現代の大阪弁とは少し違う船場弁の美しい響きと、
数百年の歴史の中で作られた商人のしきたり、
女たちの身分で違う着物の数々を細かく再現した舞台。
また、主演のみやなおこさんが2014年度芸術祭で
優秀賞を頂いたことも励みになり、
今回の再演に至りました。
古き良き大阪の商人に現代を重ねて、
もう一度、人を持て成すという意味を思う時間にしていただきたいと、
思っております。

【ストーリー】
大正13年。
大阪の船場から橋を渡った日本橋黒門町に小粋な家が一軒あった。
家主は芳崎兼(よしざきかね)という40代半ばの女性。
この春、東京の大学を卒業したばかりの一人息子、清が帰ってきて2人暮らしである。
兼は船場の豪商、岩井商店という材木屋問屋、岩井庄之助の妾だった。
が、その岩井も死んで今は通ってくることもない。
しかし、商売をしている様子でもないのに兼の家には不思議に出入りが多かった。
兼は若い頃は岩井商店で働いていた女衆だった。
男勝りのそろばん力と、商いのアイデアに富んでいて、
あっという間に生まれたばかりの若旦那の乳母に抜擢された。
その時期に兼は船場の表向きのしきたりを学んだのだ。
同時に奥向きでお金を上手く回す船場一流の「始末」にも触れ、裏道もしっかり身につけた。
そして遂には主の妾になり、清を産んだのである。
船場の旦那衆はしきたり上、「おもてなし」に金払いを厭わない。
自分の評判を落とすからだ。が…時には抜け穴に頼らなくてはならないこともある。
つまり、兼のところにはワケあり、傷ありの商人が尋ねてくるのである。
商人たちの華やかな「おもてなし」の裏で、知恵を絞った「始末」の極意が、兼を中心に繰り広げられていく。

■出演
みやなおこ、うえだひろし(リリパットアーミー?)、江口直彌(松竹新喜劇)、浅野彰一(あさの@しょーいち堂)、江戸川萬時、コング桑田(リリパットアーミー?)、鈴木健介、久野麻子(スイス銀行)、森崎正弘(MousePiece-ree)、内山絢貴(劇団五期会)、畝岡歩未(リリパットアーミー?)、松井千尋(リリパットアーミー?)、わかぎゑふ(リリパットアーミー?)、八代進一(花組芝居)、福本伸一(ラッパ屋)、茂山逸平
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