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2011年10月作品 ※この商品はメール便対象商品です(2点以内)
■商品説明
作:横田修
演出:横田修
最愛の人が消えていく様を通して、生の移ろいやすさと愛しさを描く。
タテヨコ企画最新作は、とある夫婦の小さな年代記。
<プロローグ>
妻の死後一人で自宅に住む夫。一月ほど前に親友の発言に腹を立て酔った勢いもあって自宅の一部を壊してしまった。その理由を思い出した瞬間に、この物語は動き出す。
<1場>
プロローグから三年前の夏。間もなく四十代に差しかかる夫婦に子供は居なかったが、多くの友人に囲まれ幸せな生活を営んでいた。新居を構えた頃に妻の最初の入院があったが、重大な病が発見されず手遅れとなってしまう。
<2場>
1場から一年後。友人達は心配し妻の見舞いに訪れるが、妻は愛想良く振る舞いつつ誰とも会いたくなかった。夫は、そんな妻の心情を知りながらも余命を知る伴侶として本当の幸いのためと信じ友人達へ妻の病状を伝え迎え入れ続ける。
<3場>
2場から一年後。妻は衰弱し、見るからに病人の様相を帯びていた。妻もこの頃には自分の病を察し夫の気持ちを理解して供に友人達との残り少ない日々を大切に健気に生きようとする。
<エピローグ>
3場から一年後(プロローグの続き)。家の修理に
来ていた大工の置きみやげを見て妻との小さな
約束を思い出した夫は突然作業にかかる。答えが返ってこないことを知りつつも、次になにをすればいいかと亡き妻に問う。
■出演
市橋朝子 大塚あかね 舘智子 舘野完 西山竜一 久行しのぶ (以上タテヨコ企画)
加藤和彦 郷志郎(散歩道楽)土屋壮 椿真由美(青年座)