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2016年12月作品 ※この商品はメール便対象商品です(3点以内)
人数:男8人 女12人 上演時間約120分
■商品説明
Singularity Crash〜〈わたし〉に続く果てしない物語(ストーリー)〜
作:息吹肇
演出:息吹肇
2050年。人工知能の能力がついに人間のそれを超えて5年あまり。人工知能を搭載したアンドロイドが社会の実権を握り、人間の脳とマイクロチップを融合させた「新しい脳」を持つ「セミ-アンドロイド」が作り出された。純粋な人間は改造されてセミ-アンドロイドになるか、一生人工知能の補助的な役割を担うかの選択を迫られる。そして、アンドロイドが支配する世界政府は、セミ-アンドロイドを含めた全ての「脳」を直接ネットワークに接続する「グローバル・ブレイン」を構築した。
「グローバル・ブレイン」に接続されたセミ-アンドロイドのヨーコは、ネットワーク内で「嘆き」の信号をキャッチする。その発信源と思われる1人の人間の女・月渚を、彼女は同じセミ-アンドロイドで恋人のタケシや仲間と共に探し出そうとする。しかし、月渚の脳内の人格と記憶のデータはネットワークを通してヨーコに「移植」され、ヨーコ達はアンドロイドのサイバー特別警察に追われる身になってしまう。月渚の「記憶」の世界では、彼女は2016年の高校の演劇部の部長で、部員達と一緒に「〈わたし〉に続く果てしない物語(ストーリー)」という芝居を作っていた。その内容はヨーコ達が生きている時代をそのまま描いていた。この芝居は「予言」なのか?その中に含まれている最重要の「機密情報」とは?そしてヨーコ達の運命は?