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商品コード: 23121601
monophonic orchestra『一色洋平×小沢道成『谺は決して吼えない』』台本
販売価格(税込): 1,000
※宅配便(ポスター等特殊発送)対象外商品です。
2014年9月作品 ※この商品はメール便対象商品です(3点以内)
■商品説明
作:須貝英(monophonicorchestra)
演出:小沢道成、一色洋平

俳優として活動する一色洋平と小沢道成がタッグを組んで贈る演劇企画、9月に上演決定

脚本に須貝英(monophonic orchestra)、音楽にオレノグラフィティ(劇団鹿殺し)を迎えお届けする、一色洋平と小沢道成による2人芝居が王子小劇場に上陸する。


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谺(こだま)は響く。響くよ響く。抗うことは出来ぬのか。

2011年、私は宮城県船形山へ登る山道の車中にいた。
1789年、私は暴動前夜のパリで革命の産声を聞いた。
1865年、私は揺籃期の合衆国を二分する戦いの中にいた。
658年、私は憂愁の皇子と処刑へ向かう絶望の旅路にあった。
1978年、私はレザーのミニスカートから筋肉質の太腿を突き出して、アムスのステージに自身の存在を刻み付けた。
2001年、私は崩れゆく塔の中で私と私を取り巻く運命と彼の道連れの運命のことを考えていた。
それだけは変わらない。変えることができない。

もしもそれらが谺のように、発すれば最後波打つことを終わらないものだとしたら、生きることが何だというのか。

抗い続けた男と従い続けた男の、ある定めへの反逆の記録。
谺は決して吼(ほ)えない。
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